これもやはり 漫画ベースなので 小説で続き書かないと踏んで掲載
プロローグつまり、曲で言う イントロのみ。
素敵な中２病に御注意をば。
B l u e × B l e u
― プロローグ
「おお……
これが運命に選ばれし姫の力…」
……
「これで今年も生きていけるぞ！」
「うおお！姫様は我等の女神だ！」
「姫様万歳！」「女神様万歳！」
私は…
女神なんかじゃない…
「またメティスティアとの戦争で神風が吹いたらしいぞ！」
「我等の勝利だ！」
「死者も出さずに？！」
「互いに不利益はないらしい！」
「さすが天の寵愛を受けし姫ね！」
「姫様さえいれば我等は無敵だ！」
「全ては我が祖国のために！！」
「「「「うおぉおおおお！！！！！」」」」
違う、違うの…
「あの姫さえ思い通りにできれば、
聖フィリアス王家…
牽いてはテサリス、メティスティア…
世界までも手中に出来ると…？」
「はい、偉大なる王様…
その通りでございます…」
私が生きているせいで…
「不思議なものね…
血は繋がっているのに…
どうして貴方だけなのかしらね…？」
「あんたさえ、あんたさえ…
産まれて来なければ…ッ
アタシは……ッッ」
姉様…今まで…
申し訳ありませんでした…
これできっと、姉様達に…
「おお…遂に
力を持った姫が産まれた…！！
国民もさぞかし喜ぶだろう！！
見ろ！あんなに大きな虹が架っている！
后の時はなかったことだ！！これは吉兆だ！！！」
「可愛い可愛い私の娘…
貴方が産まれてきてくれた
ことが母の喜びなのですよ…」
お父様、お母様…
先立つ不幸をお許し下さい…
「愛しい末娘…
お前の力を以って…
世界を統べるがいい…」
神様…
それは私ではありません…
信愛なる女神様…
今、御元に参ります…
ふわっ
ﾋｭｩｩｳｳｳｳｳｳｳ……
世界がこんなにも綺麗…
逆さまに写って…
まるで鏡のよう……
ﾋｭﾝｯ
今…何か…
ﾋｭｩｩｳ…ﾝ！！
えっ…？！
近づいて…くる…！？！？
ｸﾞｫｫｵｵｵｵｵ……！！！
『 エリシアァァア！！
危ないーーーッッ！！！！ 』
なに？！
ドサァッ
to be continued... story 2
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